BASEプロダクトチームブログ

ネットショップ作成サービス「BASE ( https://thebase.in )」、ショッピングアプリ「BASE ( https://thebase.in/sp )」のプロダクトチームによるブログです。

SendGridはゴールドプランがお得

こんにちは!CTOのえふしんです。

SendGridの料金プランの精査をしていたのですが、例えば、メールを月に500,000通送る場合、プラン別でかかるコストは以下のようになります。

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SendGridのプラン選定は、基本料金と超過料金をうまく組み合わせるのがコツのようで、月に50万通送る場合は、プラチナプランよりもゴールドプラン+超過料金の方がお得になります。

もし、システムが毎月送っているメールで月50万通ぐらいあるなら、プラスαの余裕を考えてプラチナプランで良いと思いますが、マーケティング目的などで、その月によって送るメールの数の差異が、結構あるようであれば、たまに90万通ぐらい行くことを想定しても、ゴールドプランの方がお得な使い方もあるように思えます。

そこで、超過料金を組み合わせたメール送信数とプラン別料金のグラフを書いてみました。

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メールの送信数が増えた時に、より単価の低い上位2プランの方がお得感があるのは当然のこととしても、上位2プランのうちゴールドとプラチナを比べた時に、下位に属するゴールドプランの健闘が目を引きます。

というのもゴールドのメール送信単価は0.06円、プラチナだと0.055円とメール送信単価に差があまりないのが理由で、120万通送った時のコストは、ゴールドで76,980円、プラチナプランで73,480円と、3,000円しか変わりません。

もし月に送る送信数が、相応にバラつくのであれば、ゴールドのほうが月平均のコストは低くなるかもしれませんので、サービスの成長にあわせて、ぜひ、ご検討ください。

サービスが順調に成長し、月に送るメールの桁が変わって、更に上を目指す場合には、SendGridを国内販売している構造計画研究所さんに相談すると適切なプランを教えてくれたりするようです。

なお今回は、有料プランの中でも、お試しプランに該当するブロンズプランは無視して話を書いておりますので、とりあえず試してみるのであれば、FREEプランまたは月1,180円で使えるブロンズプランから評価導入できますので是非、お試しくださいませ。

こちらにシミュレーションに使ったデータを公開しておきますね。

料金シミュレーション - Google スプレッドシート