Product Management Groupの坂東(@7auto)です。
この記事はBASE Advent Calendar 2019の12日目の記事になります。
私はアートが好きでしょっちゅうギャラリーや美術館を巡っています。
会社のお昼休みや、フレックスなのでたまに17時頃など早めに退勤していそいそとギャラリーを巡っているのですが、昼休みにぶらりと行ってみるととても良い気分転換になりますよ!
みなさんは行きますか?ギャラリー。
最近ではアート思考の書籍が多数発売されたり美術館が60万人を超える動員をしていたりと、アートに関する情報を耳にすることも多くなっているように感じます。
アートが話題に上がりやすくなったことはとても嬉しいことではあるのですが、
美術館などに展示されるアーティストはトップオブトップな人たちです。
その裏には今まさに制作活動を行い切磋琢磨しているアーティストやアーティストを支えるギャラリーがあります。
大変ありがたいことに、Eコマースプラットフォーム「BASE」はたくさんのそうしたギャラリーやアーティストの方々にもご利用いただいています。
ただ、そんなギャラリーやアーティストはまだまだ一般によく知られる存在ではないのかなと感じています。
そこでよりよく知ってもらうため、本稿ではその魅力をご紹介したいと思います。
ギャラリーってなに?
そもそもギャラリーとはなんでしょう。
ざっくりと言えばアーティストの作品などを展示してる場所になります!
※ギャラリーにもレンタルギャラリーとコマーシャルギャラリーがありますが、ここでは後者を指します。
作品の展示と言われて思い浮かぶのは美術館ではないでしょうか?
123億円の作品が展示されていた展示が六本木ヒルズで開催されて話題になっていましたね。
そんな美術館とギャラリーの大きな違いは収益構造です。
美術館は入場料を取るのに対し、ギャラリーは(基本)入場料を取りません。
ではどこで収益を得るのかと言うと作品の売買によって収益を得ています。
なのでそれぞれで目的が大きく違っています。
・美術館:入場してもらう
・ギャラリー:作品を販売する
目的は作品の販売ですがギャラリーには作家を露出させて価値を育てるという側面もあると思っているので、個人的には昼休みにぶらりと見に行き価値を感じるだけでも良いのではないかと思っています。
そんな作家の価値を見出し育てていく関係性は、起業家と投資家の関係に少し似ているのかなと感じたりします。
最近ちょうど「ほぼ日刊イトイ新聞」さんが作家とギャラリーの関係性についての記事を書かれています。
見たことや聞いたことのある作家の名前も出ているかもしれません。
天才もしくは狂人と、その伴走者
ギャラリーやアートの世界が少し身近になったでしょうか?
何が楽しいの?
私は若手作家のいわゆる現代アートにカテゴライズされる作品を好んで見に行きます。
難解だと言われがちな現代アートですが、とにかく表現に対する多種多様なアプローチや切り口おもしろいです。
小林健太さんや岡田舜さんら好きな作家を上げ始めるときりがないのですが、いろいろな目線やアプローチで作られた表現の価値とは何なのか、情報の伝達とは何なのかみたいなことを考える良いきっかけになっています。
難しく考えすぎず、何か刺激を得られるといいな、くらいの気持ちで足を運んでみてはいかがでしょうか?
ギャラリーってどこにあるの?
そんな楽しいギャラリーですが、どこにであるのでしょう?
個人的に数えたことがあるのですが、東京都内で500件以上、オフィスのある六本木にも50件弱くらいありました。
ビルの地下など目立たないところにあったりするので、Googleマップで「ギャラリー」などのワードで調べてみると意外と身近なところに見つかるかもしれません。
Google マップで「ギャラリー」で検索してみる
ギャラリーの営業日は火曜~土曜で19時頃には閉まることが多い印象です。
作品っていくらぐらいなの?
売買が目的だとすれば気になるのは値段です。
もちろん、アーティストの知名度や作品のサイズなどによって値段も様々ですが、私がこれまで作品を見てきた感覚でいうとPCやスマホと同じくらいという印象です。
作品は流行り廃りのあるものではないのでワクワクが持続するように感じます。(個人の印象です。)
そう考えると案外手に入れてみるのもいいかも、と思えるかもしれません!
また今はアート売買やレンタル、分散保有などのサービスも生まれてきていて、作品の所有に対する障壁は低くなってるように感じます。
私もAND ARTというサービスを通して↓のKAWSの作品1点の0.23%を所有してみました。
KAWSを(0.23%だけ)所有していると言えることは、とてもプライスレスな体験です。
購入方法や所有方法も多種多様になってきているので、自分にあったスタイルで一度購入してみてはいかがでしょうか?
何か新しい発見があるかもしれません!
最後に
ギャラリーや作家に少し興味を持っていただけましたでしょうか?
BASEのミッションには下記のような記載があります。
ひとりひとりに眠る、想いが、感性が、才能が。 世界中の、必要な人に届くように。 そこから生まれる、作品に、アイデアに、活動に。 正当な対価を、受け取れるように。
今回ご紹介したような切磋琢磨して作品を世に送り出している作家やギャラリーの方々をサポートしていけるよう、「BASE」というサービスを磨き続けていきます。
明日はProduct Design Divison でデザインリードの北村さんとUIデザイナーの野村さんです!