この記事はBASE Advent Calendar 2021の22日目の記事です。
こんにちは!BASEでエンジニアをやっている大津(@cocoeyes02)です。今回はiikanji-conference-toudanチームの取り組みについてご紹介します!
iikanji-conference-toudanチームとは?
iikanji-conference-toudanチームとは、BASEから技術イベント・カンファレンスへ登壇する人たちを応援するチームです。登壇を有志による属人的なものにするのではなく、文化として当たり前になっている状態を目指して活動しております。
もともと登壇自体は前から推奨されていましたが、「BASE全体で外部への技術的なブランディングをしっかりやってきたい」という話があり、 iikanji-conference-toudanチームが生まれました!
ちなみにiikanji-conference-toudanチーム以外でも、ブログや自社イベント、Youtubeなど精力的に活動していますのでそちらもどうぞ!
これまでどんなことしてきたの?
チームで応援できそうなことを調査
応援と一口に行っても、様々な応援の形があるかと思います。そこで登壇する人を増やすために我々に何ができるのかをブレストし、まとめました。
特に、登壇のモチベーションのところを深掘りしたいという話になり、実際に登壇に対してどう思っているのかアンケートを取りました。
すると圧倒的に「登壇するネタがない」と思っている人が多かったため、「ブログや社内ドキュメントの内容をベースに登壇を進めたら、登壇してくれるのではないか?」という仮説を立て、登壇を勧めました。
実際この方法で何人か登壇した人を見たので、登壇を勧めるときの1つの方法として確立しつつあります。
一例として、@tawamuraさんのElasticsearchとKibela APIを使ってSlackでのCSお問い合わせ対応業務を改善した話がその1つになります。よければブログや登壇動画も是非ご覧ください!
ちなみに、このPHPカンファレンス2021ではBASEから計5人が登壇しました!その時のイベントレポートは以下の記事になります。こちらも是非ご覧ください!
登壇前のトークへのフィードバック
より良い登壇ができるように、登壇前にzoom等でトークを聞いてもっと良くなる点などがあればフィードバックします。
例えばトークを聞きながら、以下のようなことについてフィードバックしています。
- スライド全体が頭に入ってきやすい構成になっているか
- スライド等の資料で分かりにくいところは無いか
- 図や動画を使った方が良いところは無いか
- 時間オーバーしているのであれば、どこを削るべきか
- 喋りのスピードが早くて聞いている側が負担にならないか など
技術イベント・カンファレンスでの登壇は、大抵スライド等の資料を使いながらトークする形になります。なので、スライド等の資料のフィードバックが中心になります。
技術イベント・カンファレンスのスポンサー業務
技術イベント・カンファレンスでスポンサーとして名乗り出るのにはさまざまな理由がありますが、登壇している人のモチベーションアップやトークを聞いてもらうきっかけとしてスポンサー業務もやっています!
また、カンファレンスによってはスポンサーセッション枠が設けられているスポンサープランもありますので、そちらも積極的に狙っていきます。
例えばPHPカンファレンス2021では、@tandenさんを中心として「 BASE のお問い合わせ対応の裏側!」という座談会形式のスポンサーツアーの企画・開催をしました。その時の様子は以下の記事に書いてあります!
アーカイブ動画をみんなで見る会を開催
近年の技術イベント・カンファレンスでは、各トークのアーカイブ動画がアップロードされていることも珍しくありません。
登壇だけでなく、技術イベントの参加自体もっとわいわいしていきたい。そんな思いから各トークのアーカイブ動画をみんなで見る会の開催もしました!
これからはどんなことをしていきたい?
色んな分野技術イベント・カンファレンスでの登壇を応援していきたい
現在登壇人数で言うと、PHPやGoのカンファレンスでの登壇が多い状況です。ですが、技術イベント・カンファレンスはPHPやGo以外にもたくさんありますので、色んな分野での登壇を応援していきたいと思っています!
どの分野の技術イベント・カンファレンスでも日々登壇するチャンスを狙える体制づくりとして、例えば現状技術イベント用のカレンダーを用意して、色々な技術イベント・カンファレンスの日程を追えるようなものを作成しています!
登壇者だけでなく、技術イベントの参加自体ももっとわいわいして行きたい
登壇する人だけにフォーカスするのではなく、技術イベント自体もわいわいして登壇している人のモチベーションアップ&登壇へのハードルを下げるのも狙っていきたいと思います!
技術イベント・カンファレンスを楽しむための施策として、例えば定期的に技術イベントのアーカイブ動画を見る会を開催したりし始めています!
最後に
もともとBASEでは、会社全体でOSS(コミュニティ)を応援する文化があり、この記事を書いた直近ではThe PHP Foundationに寄付を行いました。
我々のチームでは、技術イベント・カンファレンスに登壇して盛り上げていくという形で、OSS(コミュニティ)に貢献できればと思っております。引き続き、色々なアプローチで技術イベント・カンファレンスでの登壇を応援していきます!
OSS(コミュニティ)に貢献したい!盛り上げていきたい!と思う方は、ぜひBASEへどうぞ!
明日は@FUJIIMichiroさんの「UXライティング関連」と、@shotakeuchiさんの「分類コストを考慮した機械学習モデルの考え方」です!お楽しみに!