この度は、4/9(土)~4/11(日)に開催された PHPerKaigi 2022 にメンバーが登壇したり、プラチナスポンサーおよびスポンサーブーススポンサーとして協賛しました。
今回は、アンカンファレンスの様子やアンカンファレンスで登壇したメンバーからコメントをお届けします!
PHPerKaigi 2022 とは
2022/04/09(土) ~ 2022/04/11(月) の 3 日間にわたって PHPerKaigi 2022 が開催されました。今年はオンラインとオフラインのハイブリット開催になります。 BASE はこれまでにも開催されている PHPerKaigi への登壇並びにスポンサードをコミュニティ貢献活動として行って参りました。
アンカンファレンスの様子
企業ブース横のコーナーでは、アンカンファレンスと称し、イベント中に募集したセッションが繰り広げられました。また、今回はオンラインオフラインのハイブリット開催だったため、オンラインで実施されたアンカンファレンスもありました。
【現地アンカンファレンスのお知らせ】
— PHPerKaigi 2025 @3/21-3/23 (@phperkaigi) 2022年4月10日
パブリックビューイング会場には「現地アンカンファレンス」エリアがあります。
オンライン(Track C)のアンカンファレンスとは違い、現地に居る人がその場で気軽にトークを開始できます。
現地に居る方はぜひチェック&ご利用ください! #phperkaigi pic.twitter.com/BqmMgWYI2M
BASEからは、以下の発表を行いました。
- BASE x メルカリ スピーカー アフタートーク by kawashima
- オブジェクト指向UIという考え方をエンジニアがチームに導入した話 by wakano
- 「PHP 8 で作る JSON パーサ」 (by @shin1x1 さん)を実装してみる by kushibiki
- 再演:リーダブルコミットのすゝめ by 02
- 無限LT - オンラインわいわい by cureseven
はじまりました! #phperkaigi pic.twitter.com/E2CKMbsXh9
— Mercari_Dev (@mercaridevjp) 2022年4月10日
BASE x メルカリ スピーカー アフタートーク は、メルカリの方にお誘いいただき実現しました。両社モジュラーモノリスに挑戦しており、似たような悩みを持っていそうなので対談しませんかとお声がけいただき、開催に至りました。
kawashimaと登壇してくださった安達様をはじめ、メルカリのみなさまありがとうございました。
トークの中では、
- モノリスとマイクロサービスの中間の選択肢ができたのは良いことだと思う
- 綺麗に境界を状態にするのは困難なので、関係ある場所まで誰でも触れる状態を作っておくことが大事
- モジュラーモノリス化を進めるにあたり、組織改変も一緒に進める必要があると感じている
といった話がありました。
登壇者のコメント
若野 (@sam8helloworld)
BASEのお金周りのサービス開発をしている@sam8helloworldです。PHPerKaigi 2022では現地アンカンファレンスにて「オブジェクト指向UIという考え方をエンジニアがチームに導入した話」という発表を行いました。
自分自身このイベントは初参加であること、一緒に参加する同僚はほぼ全員リアルでは初めましてであること、発表内容が開発の文脈からは離れたものであることなどが理由で当日は朝からかなり緊張していました(笑)
また自分の取った枠の開始時間はお昼のパブリックビューイングのセッションと被っていて、時間になっても誰も人が周りにいませんでした。緊張してたのも相まって「人いないしアンカンファレンスやめようかな?」と思ったりもしてました。
ただ、PHPerKaigiは凄く温かいものでだんだんと人が集まってきて気づいたら何人もの人がスライドを映したスクリーンを見てくれていました。この光景にとても嬉しくなり気づいたら挨拶して発表を始めてました。
発表中は参加者の皆さんが相槌を打ってくれてたり、メモしてくれているのが見えるので嬉しくなり、何とかしてこの人たちに自分の体験談を役に立ててもらいたいと思いました。なので用意してた原稿には書いてなかったことも含めて沢山話してしまいました。
当初20分ちょっとで終わる内容で作ったスライドだったのですが、気づいたら40分近く話してて終わる頃には声が少し枯れちゃってたのもいい思い出です。
発表後は前日までの疲れや緊張は吹き飛び、あまり話かけられなかった会場の参加者や一緒に参加してた同僚とたくさん話すことができました。これはカンファレンスハイ、とでも言うのでしょうか?私にとって緊張する久しぶりのオフラインカンファレンスは、アンカンファレンスのトークというリハビリを通して凄く楽しいカンファレンスになっていました。
今は来年のPHPerKaigi 2023が楽しみで仕方がないです!
櫛引 (@Panda_Program)
@Panda_Program です。PHPerKaigi 2022 では「PHP 8 で作る JSON パーサ」 (by @shin1x1 さん)を実装してみる というタイトルで発表をしました。
普段業務では TypeScript で Vue や React を書いているフロントエンドエンジニアです。ただ、元々キャリアを PHP のサーバーサイドエンジニアから始めた(本当の最初は WordPress の Plugin 開発)ため、PHPerKaigi の存在は知っていました。
社内でアンカンファレンスの枠が空いているからどうかとお声かけ貰い、とても嬉しかったので参加することにしました。
今回はアンカンファレンスということで双方向的なやりとりができることを前提にネタ探しをする間に、以前 PHP カンファレンスで新原さん(@shinx1x)が PHP で JSON パーサを実装するという発表をされていたこと、自分が PHP を書いていた頃は 7.4 が最新だったため PHP 8 の機能を学びたいという動機でこの題材を選びました。
本番はライブコーディングですが、流石にぶっつけ本番で上手くはいかないだろうと、準備をしました。準備内容は、前日と前々日に1回ずつ通しでスライドを見ながら実装することです。
準備ではコードを書くこと、パーサの仕組みに興味があったこと、また PHP の新機能を使えること(特に match 式が魅力的)から、心理的には発表用の資料作成より楽でした(笑)。
コードは GitHub に上げています。
オンラインでのアンカンファレンスであったことや本番当日の直前、自分の発表と同じ時間帯に、現地で BASE × メルカリ の最強アンカンファレンスの開催が突発的に決まったこともあり、Zoom の視聴者数は10名いるかいないか程度でした。
ただ、その中でも参加者の方が動画で顔出しして自分の解説にうなづいてくださっていたり、テストが落ちた時のデバッグをコメントで手伝ってくださったりと、オンラインでしたが交流ができてよかったです!
今回は引っ越し直後でバタバタしていたこと、ライブコーディングをやり切ることを目標としていたのでオフラインよりは緊張しないオンラインを選びました。
しかし、発表中に自分のエンジンがかかり、発表後もすぐには熱が冷めなかったため、ライブコーディングに失敗しても、オフラインで参加するのがよかったかなと思いました。オンラインだと「カンファレンスの廊下」(立ち話)もできないですしね。
また参加する機会があれば、次はオフライン参加して見たいと思います!
最後に
PHPerKaigiアンカンファレンスは、オフラインならではの交流がたくさん生まれました。カンファレンスと違い、ラフな空気で質問もたくさん飛び交っている様子でした。
そんな空気感の中で、発表を通じてたくさんの人と交流できたことを嬉しく思っています! これからもBASEはエンジニアコミュニティとのつながりを大事にしていきます。
私たちはサービスを共に発展させていく仲間を募集しております。 カジュアル面談も実施しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。