はじめに
この記事はBASE Advent Calendar 2020の8日目の記事です。
BASE株式会社 ServiceDevのShopグループ所属、エンジニアの栗田です。 Shopグループではネットショップ作成サービス「BASE」及びショッピングアプリ「BASE」の機能をチームで協力しながら開発しております。
この記事では、私が属するShopグループで勉強会を続けて行くことができたよ。というお話と付随して様々なコミュニケーションのきっかけになったよ。というお話を紹介したいと思います。
チーム勉強会開始前
元々エンジニアを中心に社内で不定期に勉強会が開催されておりました。
具体的には下記のようなテーマ・形式の勉強会でした。
- ここ1,2年の間に開催されていたテーマ
- BASEで使われている特定の技術の勉強会
- エンジニア向けの決済勉強会
- 全従業員向けの BASE BANK勉強会 (※ BASE BANKは金融サービスを扱うグループ会社)
- デザイナー勉強会
- その他多数
- 開催されていた形式
- 特定のメンバーで輪講形式
- 特定のメンバーで事前読み&感想共有形式
- 特定のチーム内での開催をする形式
- 個人で読書メモを残す形式
特定のメンバーで輪講形式で行われた「入門 監視」については、SREグループの富塚が書いた記事がありますので
もしよければ、こちらも合わせてご覧いただければと思います。
Shopグループでの勉強会
今までは例えば決済代行について突発的な勉強会の開催や、特定の問題について突発的にカジュアルに話す機会はありましたが、1つの本や話題についてチームで腰を据えて学ぶといった事はありませんでした。
個人個人で主に技術的にスキルアップしてその結果をプロダクトに還元できる流れを作っていこう!という事で開催していく事になりました。
題材は
1冊目にクリーンアーキテクチャ、2冊目にオブジェクト指向プログラミングの本を読みました。
1冊目の選定は結構勢いで決まり、2冊目の選定は社内のテックリードエンジニアとも話合って、BASEの環境で直に実践で使えそうで勉強会にオススメの本を何冊か紹介してもらいその中から選びました。
どんな形式で行ったか
自由参加で、各自が好きなタイミングで1週間に1章読んでドキュメントに感想をまとめる形式を取りました。
平日に読む事のできなかったメンバーは休日にもり返したりと各自好きなペースで進めていきました。感想がまとまった後は、ドキュメント上で会話したり 1時間ほど時間を取ってZoomでランチ勉強会したりしました。
ちょうど他のチームも以前読んでいた本なので、様々なメンバーの感想がドキュメント上で見れたり会話のキッカケになる事もあったのも良かったポイントでした。
またランチ勉強会に関しては、オンライン懇親会制度を活用して美味しいランチを食べながら進めるなどメリハリをつけて進めました。
良かったこと
- オンラインで集まる事が難しくなった中でのコミュニケーションのきっかけになった。
- チームを超えて参加があった。システム基盤の開発を担うチームからの参加・サポートも得て知識を補完する事ができた。
- 普段の開発の内容に勉強会の内容を盛り込めるようになった。
- 次の勉強会は何にしようかという声が自然に上がるようになった。
- テックリードエンジニアに教えてもらえるのは福利厚生!
まとめ
皆様の会社ではどのような方法で勉強会をされていますか?
またどのようにチームでの勉強会のコミュニケーションを取られていますか?
BASEではShopグループ以外にも同じProductDevのPaymentグループや特定のプロジェクト内などでも勉強会が活発になり、より盛り上がりを見せています。
一緒にプロダクトを作っていく仲間と共に学べて、学びをプロダクトに還元できるサイクルが回っていくととても良いですね。
明日はCSEグループの秋谷さんです!