こんにちは。BASE でエンジニアをしている02です。
このたび、Cloud Operator Days Tokyo 2023 に登壇し、「輝け!クラウドオペレーターアワード2023」において審査員特別賞(変革編)を受賞しました。
今回は、登壇についてのコメントと、クロージングイベントでの様子についてお届けします!
Cloud Operator Days Tokyo 2023 とは
Cloud Operator Days Tokyo 2023 とは、クラウドの運用者をテーマとした技術イベントです。
2023/08/21(月)も配信開始した約60ものオンデマンドセッションと、2023/09/14(木)に開催されたオフラインクロージングイベントで構成されており、運用にまつわる技術やノウハウ、事例や悩みを共有していくイベントになります。
登壇についてのコメント
今回は業務でやったしくじりと、AWS Lambdaを使ったアーキテクティングによる運用改善の話をしました。
アーキテクティングというのは全体解に当たるアーキテクティングと、局所解にあたるアーキテクティングの2種類があると思います。今回の改善はいわゆる局所解に当たるものです。局所解にあたるアーキテクティングは、一見何故こんなアーキテクチャに・・・?と思えても、背景を知るとそうせざるを得なかった様々な理由が見えてきます。
これは持論ですが、同じアーキテクチャや技術の選定結果でも、より質良く、より多く理由を言える方がより良い意思決定であると考えています。今後もビジネスを守るため、局所解となるアーキテクティングであってもより良い意思決定ができるよう精進していきたいです。
オフラインクロージングイベントの様子
ここからはオフラインクロージングイベントの様子をお届けします!
午前はディスカッション形式で進行していく Unplugged セッションからスタートしました。
各セッションごとにオブザーバビリティ、GPUクラスター、AIOps、ハイブリッドクラウドなどのテーマが決まっており、セッションリードと参加者の双方向コミュニケーションによって、テーマについて理解を深めていきました。
会場はこのような感じで、皆さん積極的に議論しております! pic.twitter.com/bA9g80VMc5
— Cloud Operator Days (@cloudopsdays) September 14, 2023
「モニタリングは既知の未知を扱いますが、オブザーバビリティは未知の未知を扱うのです。」
— 02 (@cocoeyes02) September 14, 2023
この4象限のうちの、未知の未知を無くそうね、という話(右下から右上へ、右下から左下へ)#CODT2023 https://t.co/s2nrUcOojt
午後になるとオープニングが始まり、Keynoteセッションが始まりました。
クロージングセッションが始まりました!
— Cloud Operator Days (@cloudopsdays) September 14, 2023
開始の挨拶は実行委員長の長谷川からです。 pic.twitter.com/6js6S9c3s5
モニタリングツールを選定する時はアプリケーション開発者とインフラエンジニアの両者で選定するのが重要。#CODT2023 pic.twitter.com/xfGCJGFjAt
— Cloud Operator Days (@cloudopsdays) September 14, 2023
休憩時間では、スポンサーの皆様が出しているブースにて、交流を深めたりグッズが貰える催しが開催されていたりしました。
#CODT2023
— 02 (@cocoeyes02) September 14, 2023
New Relicさんのブースでもろた! pic.twitter.com/QTbquZOmCl
休憩が終わると、次は「輝け!クラウドオペレーターアワード2023」の表彰式が行われ、そこで審査員特別賞 変革編を受賞しました。
BASE株式会社 大津様 審査員特別賞 変革編のご受賞おめでとうございます!#CODT2023 pic.twitter.com/fRAW7jk80l
— Cloud Operator Days (@cloudopsdays) September 14, 2023
正直に言うと、受賞できるとは思っていなかったので、とても驚きました。
受賞時のコメントでも述べましたが、今回の経験から学んだことは、クラウドの知識がビジネスを守る上で非常に重要であるということです。しかし、それ以上に私たち自身がクラウドの運用者であるというオーナーシップがさらに重要だと考えています。 今回受賞できたのは、このオーナーシップを持っていたチームメンバーや、相談に乗ってくれた同僚の皆さんのおかげだと思っています。この場を借りてお礼申し上げます。
今回の改善に満足せず、ビジネスを守り続けるためにさらなる改善を進めていきたいです!
謝辞
スタッフの方々には業務でお忙しいにも関わらず、多くの時間をイベント準備へ注いでいただいたかと思います。この場を借りて御礼申し上げます。
それでは、来年もまた皆様にお会いできることを楽しみにしております!