BASEプロダクトチームブログ

ネットショップ作成サービス「BASE ( https://thebase.in )」、ショッピングアプリ「BASE ( https://thebase.in/sp )」のプロダクトチームによるブログです。

若手エンジニアの自分にとってBASEが最高の成長環境だった話

初めに

BASEアドベントカレンダーの 13日目です。
こちらの記事では、BASEの開発組織の環境がこれから成長していく若手エンジニアにとってとてもいい環境であることを身をもって体感したため、レポさせていただきます!

自己紹介

こんにちは。Owners Marketing所属の若菜と申します。
普段は、新規ショップオーナーの方によりよくBASEを使ってもらえるための機能改善や、 もっとたくさんの人にBASEを使ってもらえるようにするための機能提供に取り組んでいます。

対象の読者と伝えたいこと

こちらの記事は、以下に当てはまる人に特にご覧いただきたい記事になっています。

  • エンジニアとしてのキャリアをこれからどう伸ばしていこうか迷っている人

また、この記事においてお伝えしたいことは以下です。

  • BASEが若手エンジニアにとって非常に良い成長環境であると感じている
  • その理由・背景などを実際の出来事ベースにご紹介

入社して1年が経過する私が、この1年で実際にエンジニアとしてBASEで働きながら感じた点を、仕事面会社生活面 に分けて、お伝えさせていただきたいと思います。

仕事面

🙋🏻プロジェクトの開発責任者として、業界初の機能をリリースした

BASE で使用できる配送方法の一つである、かんたん発送App にて、匿名配送機能を提供するというプロジェクトの開発主担当を担いました。
https://baseu.jp/wp-content/uploads/image-2-1.png
(詳細はこちら

BASEは個人の利用であれば、住所・電話番号を非公開 にしてネットショップをオープンすることができるため、匿名配送機能が実現されれば業界初の 匿名でネットショップを開き、売ることができる こととなり、社内外問わずインパクトの強いプロジェクトでした。

自身の成長につながった点

このプロジェクトを経て、特に以下の2つのことが成長に繋がったと感じています。
開発のいちメンバーとしてだけで参画していたら得られなかったような経験を積むことができ、大変ありがたく思っています。

1️⃣ 1つ目:「確実なプロジェクトの進め方・不確実性をいかに減らすか」という観点が身についた

本プロジェクトを進めるにあたり、経験豊富なマネージャーに進め方を相談しました。
そこで以下のようなアドバイスをいただき、それらを実践に移すことで安心しながらプロジェクト進行を行うことができました。

  • 「タイムラインを管理するガントチャートを用いてプロジェクトを管理すること」
  • 「リスク管理を先手先手で進めること」

中でも リスク管理 は私がこれまで仕事を進める上であまり意識できていなかった点でした。
プロジェクトの初期段階で、今後リリースまでに発生しうる様々なリスクをブレスト形式で洗い出し、それをシートにして毎週の定例などで定期的にウォッチしていきます。

詳細は、以下の記事をご覧ください。
不確実性に立ち向かう一つのTips〜リスク管理に取り組んだ話〜

決して手元の開発だけ行っていればいいわけではなく、自分の開発タスクをこなしながらもプロジェクト全体のリスク回避、安全進行を意識していく。
以降、私の日々の業務においても影響を大きく与え続けている意識改革だったと実感しています。

2️⃣ 2つ目:機能仕様の隅々まで把握し、成果物すべてに責任を持つ意識が身についた

今回、新たに匿名配送を実装した「かんたん発送Apps」は、2018年から提供を開始している 機能です。

当時開発を担当していたメンバーはすでに退社してしまったりと、BASE内でも機能仕様に精通している人が少ない状況でした。
そのため、 自らがこの機能の 社内で一番の仕様理解者になる 勢いでソースコードや社内ドキュメントなど使えるもの全てを使って調べ上げていき、既存仕様と追加仕様の把握をリードしました。

本機能リリース後も、別プロジェクトに従事する傍ら、かんたん発送Appsにおける社内の調査を積極的に引き受けるなどして、知見を社内に還元できるようにしています。

会社生活面

🙋🏻チャレンジ大歓迎で、成長を一緒に考えてくれる組織

会社や開発組織全体で「チャレンジを歓迎する」雰囲気があると感じています。
BASEの行動指針にも掲げられている「Be Hopeful」が手伝う形で、チャレンジ歓迎な文化醸成に作用していると思っています。

Be Hopeful
楽観的でいること。
期待した未来は実現すると信じて、勇気ある選択をしよう。

BASEのSlackワークスペースを見ていると、社内の至る所で上記のBe Hopefulを感じる場面が多く、開発組織に限らず全社的に挑戦が歓迎される雰囲気を感じます。
その中でも、私がBASEで働く上で特に感じる、成長できる環境 について触れさせていただきます。

🏁 目標を明確に設定し、伴走してくれる

BASE社内では、四半期ごとにOKRフレームワークを用いて目標設定を行います。
その際、ストレッチの効いたチャレンジングな目標設定を行うことも可能であったり、担当マネージャーが目標設定の壁打ちをさせてくれたり、定期的な1on1で進捗の相談相手になってくれます。

よく、成長していく上で「コンフォートゾーン・ラーニングゾーン・パニックゾーン」3つのゾーンが重要と言われますが、BASEで働いている中で常に最も成長しやすいと言われる「ラーニングゾーン」 にいられていると思っています。

エンジニアとしてキャリア形成を考えない日はありません。
私は仕事で自分のできる範囲のことしか行わないコンフォートゾーンで停滞していたことに思い悩み、BASEへ転職した背景もあるため日々の業務をこなしながら ラーニングゾーンに居られること が個人的にとてもありがたいと思っています。

🏔"越境"を推奨し、チャレンジを歓迎してくれる

日々業務に携わっていると、業務ドメインや技術ドメインで担当領域などができていくと思いますが、それらを踏まえてBASEの開発組織では「自分の担当領域の枠を越えて活躍する人」「チャレンジする人」が多いように感じます。

以前私も、日頃はサーバーサイドエンジニアでありながらフロントエンドの開発・リリースに携わり、記事も執筆させていただきました。
サーバーサイドエンジニアがフロントエンドに挑戦して最高の経験になった話 image

私自身、上記の経験を経てさらに日頃の業務内でのチャレンジングなことへの敷居が下がったこともあり、チャレンジを行うことで次のチャレンジがしやすくなる好循環 を明確に実感しました。

BASEに入社する前の段階では、上記のようなテックブログや今回のようなアドベントカレンダーの執筆も気が引けてしまい「自分は投稿しない(できない)だろうな...」と思ってしまっていたので、こちらは 明確なマインドの向上ができた と思っています。

✍️ まとめ

私がBASEに入社して成長しやすい環境と感じた理由をお伝えさせていただきました。
日々の業務をこなすことも大事ですが、それと同じくらい自身の成長を実感できること も大事だと思っています。

何より、成長を実感しながら毎日の仕事をこなせることがシンプルに仕事の楽しさ・充実度にも直結しています。
エンジニアとして働いて数年が経ちますが、この一年が間違いなく 今までのエンジニア人生で一番充実している と自信を持って言えます。

読者の方の中に、エンジニアキャリアのこれからが不安な方、迷っている方、チャレンジしていきたい方などいらしたら、カジュアル面談なども実施していますのでぜひ一度ご連絡ください!

明日はmatzzさんとyuniさんの記事です!お楽しみに!