BASEプロダクトチームブログ

ネットショップ作成サービス「BASE ( https://thebase.in )」、ショッピングアプリ「BASE ( https://thebase.in/sp )」のプロダクトチームによるブログです。

知って欲しい!資金調達サービス「YELL BANK」の推しポイント

知って欲しい!資金調達サービス「YELL BANK」の推しポイント

はじめに

この記事はBASE Advent Calendar 2022の14日目の記事です

こんにちは。BASEの資金調達サービス「YELL BANK」チームでPMM(プロダクト・マーケティング・マネージャー)を担当している神納(@yuni)です。

9月に入社をして3ヶ月間、中からプロダクトを見てみて、ぜひ皆さんにも知ってもらいたいなと思ったYELL BANKの推しポイントをご紹介させてください。

そもそも、YELL BANKってなに?

YELL BANKって何? YELL BANK(エールバンク)とは、BASE加盟店が利用できる「資金調達サービス」のことです。一言で表してしまうと「未来の売上を前借りしているようなイメージ」 です。

まとめて仕入れを行う時や、新商品の開発、機材の導入などで資金繰りに不安を感じた際にご利用いただくことを想定して、サービスを提供しています。

現在は、BASE加盟店の一部のショップオーナーさまに限定してご利用いただけるサービスで、 調達できる金額は、BASEの売上実績に紐づいており、ショップによって金額規模も変わってきます。

YELL BANKの知ってほしいところ3選✨

  1. 一般的な金融与信とは切り離された「独自の与信審査」
  2. 「すぐに欲しい」に応えた即日性
  3. 売れた時だけ支払えるから、売上が安定していなくてもリスクが低い

それぞれ順にご説明します。

1. 一般的な金融与信とは切り離された「独自の与信審査」

そもそも与信とは、取引相手のことを信用して、資金などを貸与することです。

一般的な金融与信は、利用者の「返済能力(Capacity)」「返済資質(Character)」「返済担保(Capital)」で評価されています。

投資会社側も、融資先が倒産などの理由で返済が出来ない状態(=貸倒)になってしまうと、企業にとっての損失になるため、安心安全に取引ができる相手なのかを判断するために、事前に審査を行います。これが「与信審査」です。

金融機関の融資以外でも、クレジットカードを作成するときなどに、耳にしたことがある言葉かなと思います。

金融機関とYELL BANKの与信審査の比較

金融機関の与信審査であれば、年収、勤務情報、金融資産、借入、住居などの情報を元に評価がされます。

一般的には、窓口に出向きヒアリングが必要だったり、本人確認書類や決算書、事業計画書などの書類の提出が必要だったりします。 YELL BANKも金融サービスになるので、同様の与信審査は必要です。

ただ、YELL BANKで行われる与信審査はたった一つ 「BASEでの運営実績」のみです。書類提出などの必要は一切なく、今までのBASEショップ運営の頑張りを評価します。

このようにYELL BANKは独自の与信審査をしているため、既に複数の借入をしていて追加での借入が難しい方や、個人事業主であるため金融機関での融資に通らない方でもご利用いただけます。

2. 「すぐに欲しい」に応えた即日性

YELL BANKでは「BASEショップの運営状況」をシステム上で常に評価しているので、「今申し込みたい!」と思ったタイミングですぐに調達ができます。予測不能なアクシデントが起きた場合でも、即日対応できるのは強みの一つです。

また、クレジットカードやQRコード決済だと、現金着金が翌月に持ち越してしまうという、キャッシュレス化が進むことでの弊害もあります。売上は安定しているものの、一時的にキャッシュフローに詰まってしまったなという場合でも、YELL BANKで予備資金を作っておくという対処もできます。

利用したい時にすぐ取り出せる自分のお財布のように、YELL BANKを利用してもらえたらいいなと思っています。 即日で利用できるYELL BANK

3. 売れた時だけ支払えるから、売上が安定していなくてもリスクが低い

金融機関などでは、毎月固定金額の支払いが必要な場合が多いのですが、YELL BANKはBASEショップで商品が売れたら、その売上からn%支払う、というサービススキームです。売上が落ち込む月でも、収入より支出が大きくなる心配はないので安心設計です。

また、支払い期日がないので、「長期的に挑戦したいことがあるから、まとまった資金が必要。だけど、いつ売れるかわからない...」場合でもご利用いただけるので、新しいことに挑戦したいタイミングで活用しやすいサービスかと思います。

YELL BANKの支払いイメージ

おわりに

今回は、ぜひ知って欲しいYELL BANKのサービスのことをシェアさせていただきました。

YELL BANKチームでは、どうやったらショップ運営を続ける中で感じる資金課題や、不安をいち早く解決できるかを考えて、日々機能改善に関する対応を行っています。

もっといいプロダクト、体験を提供できるように尽力しておりますので、今後のYELL BANKのアップデートを楽しみにしていただけると嬉しいです。

また、YELL BANKでは一緒にプロダクトを盛り上げてくださる方を積極採用中です!カジュアル面談も対応しているので、お気軽にご連絡ください。

採用情報はこちら

明日は @funasaka @zan の記事が公開予定です、ぜひご覧ください。