ごあいさつ
はじめましての人ははじめまして、こんにちは!フロントエンドエンジニアのがっちゃん( @gatchan0807 )です テックブログに出てくるのはお久しぶりです
今回の記事では、4月末に社内で実施したイベント 「あの頃のオフライン勉強会の感覚を取り戻そう! オフラインリハビリ勉強会」 という取り組みをご紹介します!
どんなイベント?
BASE には #iikanji-conference-toudan というワーキンググループがあり、外部カンファレンスやイベントでの登壇の支援をしていく活動をしています (詳しくは2022年のアドベントカレンダーの記事で振り返りを行っているのでそちらをご覧ください!)
今回の「あの頃のオフライン勉強会の感覚を取り戻そう! オフラインリハビリ勉強会」(以下、オフラインリハビリ勉強会)は、その #iikanji-conference-toudan 主催で実施したイベントで、 オフラインでゆるく社内に集まり、LTと寿司やお酒を囲んで技術の話をする感覚を取り戻そう! という趣旨で開催しました
結果的に オフライン会場に20人近く集まっていただき 、あらかじめお声がけしていた3本のLTと1本の自己紹介LT、さらには飛び込みで1本のLT(MPCについて熱く語っていただきました)までお話いただくことができました! 🙌 🙌 🙌
なんで実施したの?
「もっと社内から登壇やイベントに参加してくれる人を増やすにはどのようなことをすればいいんだろうか…?」と私たちの中で分析している中で、以下のような仮説が立ちました
コロナ禍もある程度落ち着いてきて、オフライン勉強会も増えてきてるが、 「前は色んなコミュニティのイベント行ってたけど、コロナ禍になってからあんま行けてなくて久々に行きたいな…でも久々すぎて喋れるかな…」 みたいな不安を持っている方が一定数いるんじゃないか…?
この仮説から、 「いきなり社外のイベントに参加する前に、一旦社内でオフライン環境に慣れるためのリハビリできる環境作ってみない?」 という話になり、この会を開催することにした形です
また、よくメンバーで話しているなかで出る課題感として「登壇して話す・話したいと思えるネタがない問題」というものがあります
これについてメンバーで雑談をしている中で、過去の経験からふと「イベントで聞いた話・懇親会で人と話したことが話すネタになるきっかけになることもあったよね」ということに気づき、そういった技術雑談が発生する「カンファレンスの廊下」を何らかの形で社内に擬似的に作ることができれば登壇にチャレンジするサポートもできるのではないか?と思い、実施にいたりました
工夫・気をつけたところ
上記のような開催の目的を実現するために、いくつか工夫した部分があったので紹介します
ほとんどが当たり前のようなことではあるのですが、細かいところにこだわりを持って会のクオリティを上げるための活動をしていました
参加のハードルをできるかぎり下げる
「リハビリ」を謳っている以上、少しでも参加することにハードルを感じてしまっては実施する意味がなくなってしまうので、ここをどのようにハードルを下げられるかを考えました
- 参加表明なしでも出社していたらフラっと来てもらってOK!というのを何度もアナウンス時に伝えておく
- 参加表明もSlack Reacjiの 🙋 や、古の「丿」コメントをするだけでOK!という形を取りました
- 開催日を金曜日にしない(この日はちょうどGWの前日というのもあって、余計に避けていました)
- たくさんの人に参加してもらうには、他の予定とバッティングしがちな金曜日を外すのが意外と大事だったりします
- 翌日まだ仕事があるというところで、自制しやすく実りある話がしやすい会になると良いな〜という目論見も実はひとつまみ入っていました
- LTの資料はつくらないことを推奨!
- 資料作りの時間がないから…というところで二の足を踏んで欲しくなかったので、資料なし登壇を推奨してアナウンスしていました
- あらかじめ声がけをしていたメンバー3名にも資料を作らないで!(一度話した内容の再演で資料があるのとかは大歓迎!)というお願いまでしちゃっていました
- 資料なしのLTって慣れていないとすごく難しいので、これに対応してくださった皆さんに感謝です…
- 自分も資料なしでLTをやってたんですが、ダラダラ話してしまって結果的に主催者が倍ぐらい時間オーバーするという事態になってしまいました(後続の登壇ハードルをできる限り下げたと思うことにしてギリギリ心を保ちました)
- あらかじめタイムテーブルで飛び込みLT歓迎タイムを用意する
- 乾杯 → 準備してもらったメンバーのLTパート → 飛び込み歓迎タイム 兼 歓談タイムの流れで実施し、最初のLTパートで話しきれなかった内容やLTから刺激をうけて話したいことができた方が話せるように枠を用意しました
- 結果的に、前述の通り1人がMPCに付いてアツく語ってくださりました🔥
イベントの目的をあらかじめオープンにする
一般的な会議でも言われることですが「会のアジェンダと目的をまず明確にしよう」ということに注意してイベントの告知などをしていました
イベントの目的をできる限り社内のメンバーに理解してもらうために、社内ドキュメントプラットフォームに実施意図や経緯をかんたんにまとめた記事を書いて、アナウンス時に公開していました
この記事の「どんなイベント?」と「なんで実施したの?」の部分はその社内向け記事に書いていたものを少しだけいじって、内容はほぼそのまま公開しています
また、イベントの目的に共感してもらうことも重要と考えて、イベントの名付けと開催に至るまでのストーリーをきちんと伝えられるような書き口の工夫などもしていました
感想などなど
オフラインイベントの設営が久しぶりすぎて開始15分ほど「プロジェクターが繋がらない!なんで!」とバタバタしてしまったり、LTの時間配分ミスってダラダラ話してしまったりと個人的なものも含めていくつも反省点はありますが、結果的に実施後のアンケートで高い満足度を得ることが出来てとても嬉しかったです!
他にも、この先の登壇やオフラインイベントの参加につながるようなことが出来ていたのかを確認する質問項目も置いており、結果としては以下のような形になりました
おわりに
以上、4月末に実施した 「あの頃のオフライン勉強会の感覚を取り戻そう! オフラインリハビリ勉強会」 という取り組みについてのご紹介でした
今回紹介した内容をもとに、皆さんの所属する企業や団体でもオフラインイベントに体を慣らすための社内イベントなどを実施してみてもらえると嬉しいです! そしてその取り組みをまた記事にしてアウトプットとかしてもらえるとなお嬉しいです!
これからも #iikanji-conference-toudan では引き続き様々な社内イベントを実施して、BASE社内からもっとたくさんの登壇者・登壇実績を積んだ方が出てくるようにサポートしていければなと思っています
最後までお読みいただきありがとうございました!