BASEプロダクトチームブログ

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New Relic Advance: Tokyo参加レポート

はじめに

Architecture Design Grp で エンジニア をしている大塚です。

New Relic Advance: Tokyoというイベントに参加してきました。

New Relicのこれからについて、さまざまな発表がありましたので、簡単にまとめさせていただきました。

今回はCEOなどの登壇もあり、見応えのあるイベントでした!

TL;DR

  • New Relicが日本リージョン(国内データセンター)を追加予定で、データ保管要件とレイテンシ面でメリット
  • 生成AI(Analyzer + MCPなど)でアラート調査の初動を短縮し、運用定着を加速する事例が紹介された
  • New Relic Lensで外部DBやDWHなどにクエリし、NRQLで既存データと結合して分析できる

イベント概要

  • 日程:2026/03/12 16:00 ~ 18:00
  • 会場:八芳園

全体の所感

New RelicのCEOなどが登壇するようなイベントで、今まで参加したイベントとは雰囲気がだいぶ違いました。

生成AI時代なので、AIの活用を加速させる内容が多かったです。

AI for New RelicとしてAIアシスタントやSRE Agentなどの紹介があり、インシデントなどの対応フローの自動化などが大きなトピックでした。

New Relic for AIとしてMCPの紹介や、ほかプラットフォームとの統合についての紹介もありました。

基調講演でもAIとNew Relicのデータを用いてインシデントやアラート対応を効率化させるという話があったので、BASEでも取り込んでいこうと感じました。

セッション / トピック

1) 日本リージョン追加!

newrelic.com

日本にNew RelicのDCを設立するというお話です。

セキュリティやプライバシー要件的にNew Relicに保存できなかった(海外リージョンのため)データも日本国内にデータが保存されるようになることで、より幅広いデータを集約することが可能になります。

レイテンシなどのパフォーマンスにも寄与するような大きなトピックでした。

2) 生成AIで加速させるNew RelicのEnabling

speakerdeck.com

blog.kinto-technologies.com

New Relicを組織に浸透させるための取り組みにAIを組み合わせて、活用を加速させるというお話でした。

勉強会やドキュメントなどのコンテンツをいくら揃えても、それぞれのエンジニアにはそれぞれのタスクがあるので、時間を使って活用してもらうのは難しいという課題が挙げられていました。

New Relicを用いて、計装→検知→調査→解消までのサイクルは回せるようになるが、結局は人の目や手で対応をする必要があるので非効率という課題が残ってしまっていました。

その課題に対してNew Relic Analyzerという仕組み(AIによる分析)を導入することで、初期調査の時間が大幅に短縮され、MCPを用いた対話型にすることで日常業務への定着も進んだとのことでした。

BASEではアラートはSentryで調査はNewRelicという構造になっているので、現状を維持しても良いがNew Relicを活用できていない部分も大きいと感じました。

インシデントやアラートの対応サイクルを改めて見直し、AIを導入した新しい仕組みづくりをしてみても良いかもしれない。。。

3) New Relic Lens

docs.newrelic.com

New Relic外のデータソースに対してクエリを実行することが可能になりました。

クエリ結果に対してNRQLでNRDBのデータとjoinして分析・可視化できるようです。

現状対応しているのは以下

  • クラウド データ ウェアハウス: Snowflake 、 Redshift 、 ClickHouse
  • リレーショナルデータベース: PostgreSQL 、 MySQL 、 SQL Server
  • ドキュメントデータベース: MongoDB 、 Elasticsearch
  • スプレッドシート: Google Sheets
  • データレイク: Iceberg
  • メトリクスと監視: Prometheus 、 AWS CloudWatch

BASEでの活用の今後の展望

  1. アラート対応やインシデント対応の実態調査
  2. New Relic Analyzer的な機能の実装が可能かどうか
  3. New Relic Lensを利用してNew RelicからMySQLのデータをクエリできるようにする(可能か?の調査から)

最後に

生成AIの活用が進む中で、アプリケーション監視についてもこれらの技術を用いる必要性を感じました。

今回のイベントの内容はBASEでも活用できる内容が多かったので、積極的に取り入れることで社内のAI Observabilityを向上させていきたいと思います。

こうした生成AIを活用した取り組みは各社行っていると思いますが、BASEでも積極的に開発やサービスに取り入れています。

binc.jp