BASEプロダクトチームブログ

ネットショップ作成サービス「BASE ( https://thebase.in )」、ショッピングアプリ「BASE ( https://thebase.in/sp )」のプロダクトチームによるブログです。

PHPerKaigi 2021でコアスタッフとしてオンラインカンファレンスを盛り上げました!

集合写真:写真真ん中よりちょっと上にて、左胸にBASEロゴがあるパーカーを着ている大津

こんにちは。Product Dev Divisionに所属している大津です。

今回、PHPerKaigi 2021にコアスタッフとして参加しました。私がなぜコアスタッフとして参加したのかという点も含め、カンファレンスの裏側についてレポートしたいと思います!

PHPerKaigi 2021とは

PHPerKaigi 2021とは、3月26日(金)〜3月28日(日)の期間で開催されたPHP系の技術カンファレンスです。今年で4回目の開催となります。

phperkaigi.jp

オフラインカンファレンスだった例年とは違い、今年はニコニコ生放送を使って進行するオンラインカンファレンス形式になりました。

グリーンバックに写っている人が見る生放送用ディスプレイ

(グリーンバックに写っている人が見る生放送用ディスプレイ)

弊社もゴールドポンサーとして協賛し、スピーカーや一般聴講者として数名が参加しました。以下の記事に参加レポートが書かれていますのでそちらも是非ご覧ください!

devblog.thebase.in

舞台裏ではどんなことをしたの?

PHPerKaigi 2021では以下のような仕事がありました。(私が担当したのはこの中の一部です!)

  • プロポーザルの採択
  • デザインの採択(ロゴ、ノベルティ(ボックス)、Tシャツ、パンフレット、公式サイトなど)
  • ノベルティ(ボックス)の発注、発送
  • 公式サイトのコーディング
  • 放送時に使う動画や録画されたセッション動画の編集
  • 広報、宣伝
  • 生放送の進行
    • セッション動画を再生するなどの生放送機材操作
    • 動画終了後のアナウンス
    • Ask The Speakerの司会
  • TL(Twitter)監視、お問い合わせ対応
  • アンカンファレンスに参加して賑やかす
  • twitter や discord、ニコニコ生放送でわいわいコメントする

ノベルティボックスの発送やセッション動画の編集、生放送の進行はオンラインカンファレンスならではの仕事だったかもしれません。

生放送と録画用の機材

一般聴講者やスピーカーの方々は終始完全オンラインでしたが、大体のスタッフはオフラインで作業していました。

物理的な受付がない分お問い合わせが増えることを予期して、TL(Twitter)監視やお問い合わせ対応の人数を増やすなどの対応もありました。

生放送の進行をするスタッフも、それぞれが聞きたいセッションを休憩時間にしたり、Ask The Speakerでスタッフも質問を投げかけてみたり、スタッフもアンカンファレンスに参加するなど、スタッフ自身が楽しむということも心がけながら良いオンラインカンファレンス体験を目指して裏で動いていました!

スタッフが念(?)を送っている時の様子
スタッフが念(?)を送っている時の様子

コアスタッフとして参加し続ける理由

実はPHPerKaigi 2020でもコアスタッフだったので、コアスタッフは2回目となります。

私がコアスタッフとして参加し続けるモチベーションについてお話しします。

いちエンジニアとしてメリットがある

コアスタッフとして参加すると、仕事を通して様々なメリットを得ることができます。

例えば、プロポーザルの採択の際に自分がコアスタッフであれば、自分が聞きたいセッションを採択しやすくすることができます。もちろんプロポーザル採択の観点は色々あるため、必ず叶うというわけではありません。ですが、観点の1つとして「スタッフがいち参加者としてこのセッションを聴いてみたいか」があるため、可能性は十分にあります。

またイベントを運営するにあたって様々な仕事をこなすことになるため、イベントの運営力が上がります。カンファレンス運営のノウハウは、規模を問わず他のイベント運営でも活かすことのできる点は多いです。自分がイベントの開催をすることになった時、とても役に立ちます。

他にも、PHPコミュニティに所属しているスタッフと仲良くなれる、スタッフはカンファレンスに無料で参加できるというようなメリットもあります。

お世話になっているコミュニティに貢献したい

BASEでは、私たちが使っている技術スタックのイベント・カンファレンス・勉強会への参加を推奨しています。

その理由の一つとして、「自分たちが使っているOSSや技術情報を発信している方々へ貢献できるから」ということを弊社では挙げています。どのような行動が貢献に繋がるのでしょうか?私なりに例を挙げてみました。

  • 聴講者として参加し、当日のイベントの様子を口頭やブログなどで伝えること
  • スピーカーとして登壇し、自分の知見を広めること。
  • カンファレンススタッフとしてイベントを盛り上げること。

上記のいずれもコミュニティの活性化へと繋がるので、全て立派なコミュニティへの貢献活動だと私は考えています。その中でも私は、PHPerKaigiのカンファレンススタッフとしてイベントを盛り上げるという形で貢献することを選びました。

PHPerKaigiは、私が技術カンファレンスの中で初めて登壇したイベントです。そのことがきっかけで他のカンファレンスでも登壇することになり、登壇を通じてエンジニアとして成長することができました。

初めて登壇したカンファレンスがPHPerKaigiで思入れがあることと、同じように誰かへ成長の機会を与える側になりたいという想いで、コアスタッフとして参加していました。

最後に

来年もPHPerKaigiが開催されるならば、コアスタッフで参加したいと思っています。参加した皆さんにとって良いカンファレンスであったのであれば幸いです!

また、カンファレンススタッフだけでなくスピーカーとして登壇すること、聴講者として参加ブログを書いてイベントの様子を広めていくという形でも貢献し続けていきたいと思います!