BASEプロダクトチームブログ

ネットショップ作成サービス「BASE ( https://thebase.in )」、ショッピングアプリ「BASE ( https://thebase.in/sp )」のプロダクトチームによるブログです。

リモート下でチームでのコミュニケーションを増やすためにアプリチームで行った施策

こんにちは!アプリチームのEMをしている竜口です!

今回はリモート下でチームのコミュニケーションに課題があったので、それをどう改善していったかを紹介していきたいと思います。

初手、どうありたいかを決める

やったこと

いきなりxxxを始めます/やってみます!!と言ってもチームメンバーとしては意図、どうありたいかがわからないと、どう行動するべきかわからないと思います。 なので、何の為に改善して、どうありたいんだっけ?って部分を明文化しメンバーに伝えました。

実際はもっと肉付けしたものですが、下記がメンバーに伝えたものです。

1. 改善、課題解決していく
2. 開発をより早く、より確実にしていく
3. チームで開発していく

正直内容としては、特に真新しいものでもなく当たり前なものだと思いますが、今どのようなチームを目指しているのかというのを、メンバーと認識合わせました。

効果

個人的には、これが一番良かったかなと思っていて、この共通認識をもつことでメンバーも意識的に改善に向かっていってもらえたかなと思っています。

ツールに頼ってみる、tandem導入

やったこと

tandemを簡単に説明すると A virtual office for remote teams を実現させるサービスで、 リモートで一緒に働く上でチーム感での会話のしやすさの実現、お互いの状態を緩く把握することで一緒のオフィスで働いてる感を醸成してくれます。 youtu.be

最初はアプリチームで導入し、その後アプリ開発に関わる他のプロジェクトメンバーも含めて導入しました。

効果

Slack or Zoomでコミュニケーションとってる時と比べ、ツールとしての会話のしやすさであったり会話できそうな状態か否かがわかりやすいのもあってコミュニケーションは増えていきました。

参考までに実際のtandemの様子ですが、各部屋に誰がいるのか分かるとこや、特定の人が緑色の場合はactive/オレンジだとinactiveという風に話しかけて良さそうな雰囲気も醸成できて話しかけるハードルや他の人の話してる雰囲気が伝わったりします。 f:id:tomo358:20210315210732p:plain:w300

朝会の後に意味のない時間を作る

やったこと

毎日、朝会と言ってやること/困りごとを共有する場を15分程設けています。

その中で朝会後にすぐ抜ける必要のない運用にしてみました。朝会が終わってすぐ抜けてもいいし、話題がなくてもただそこにいてもいいし、何か特定の人に聞きたいことあれば聞いていいし、雑談してもいい。

効果

雑談が増えたのと、朝会でみんなの時間取るほどではないしSlackで聞くほどではない疑問とかが自然と出てきてよいです。 このルールだとtandemからの抜けにくさが出るかなと思ったのですが、お昼ご飯時なのもあり抜けやすさがあり、そこもメンバーのお気持ち的にも良かったのかなと。

作業タイムを作る

やったこと

ただただtandemつなぎっぱなしで作業する時間を2時間/1週間入れてみました。 ただ同じ空間で働いてる感を作りたかったので、ルールとしては強制参加だけど話したりカメラ繋いだりは強制しない形でやってみました。

効果

雑談や軽い相談も出てきてよかったです。ただずっとオンラインで繋げることによる集中力下がるというフィードバックがあったり時間や運用の仕方は、まだまだ調整が必要な部分もあります。

またtandemにCrosstalkという機能があり、同じ部屋にいる特定の人と話す時、会話に関係ない人にはその会話が小さくしか聞こえない機能があり、会話の指向性がでて話題に関係ない人のストレスにもなりにくくよかったです。

まとめ

今回は比較的導入が簡単なものをやってみて、以前よりチーム内での会話が増えて、一人で問題を抱え込むような形は改善されたかなとは思います。 以下メンバーの生の声です!

- 朝会の後、いま取り組んでる課題とかに自然と移行できていい
- Tandemは、いまみてるGitHubのURLとかを自動で取ってきて表示してくれる機能があって、IssueやPRの話などをしやすい
- 朝回の前はあえて話すことないかなーと思っていたりするけど、意味のない時間に入ると敷居が下がって話せたりする
- Tandemは、いざってとき会話するハードルが低い。ちょっと確認したいけど込み入った問題で確認したいぐらいの温度感のときに会話しやすいのが助かる

ただまだ改善の余地はあって、チームとしてプロダクトを成長させる為に勉強会等を今後やっていきたいと思います。

そして!今アプリチームでは一緒にプロダクトを成長させていける方を募集しています!

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