BASE開発チームブログ

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第一回 PHP Wayを開催しました - PHPから別言語に変えることを考えた振り返り

BASE本社で12月19日にPHP Wayというイベントを開催しました。

PHPで成長したWebサービスを他の言語に移行させる話題を見ることがありますが、PHPを使い続ける企業がどのようなことを考えて、その選択をしているのか?ということを共有するイベントでした。

どこか自信を見失いがちなPHPの利用について、適切に状況判断するための材料を共有し、PHPを使うサービスにエンジニアとして関わっていくにあたって無駄に悲観的に思わないようにするのをイベントのゴールとして設計しています。

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(左からコネヒトCTO島田さん、BASE藤川、サイバーエージェント SGE CTO 白井さん)

BASE社の発表資料はこちらです。

一度採用した開発言語、実行環境やフレームワークは、一定のライフサイクルの後に、それを採用していることそのものが技術的負債と呼ばれるようになりがちです。これは技術の進化やセキュリティトレンドが存在する以上、インターネットに繋がるシステムとして避けられない部分でもあります。

一方で、お客さまやお客様のお客様に向けてサービス性を実現するために「維持する」という行為もエンジニアリングという視点では重要で、その部分がネットでは軽視されがちかなと思う風潮もあります。その中で、PHPはちゃんと進化していて、長く使えるという面でも柔軟性が非常に高い言語だと思います。

このような部分は、もはやベテランは当たり前すぎて語らないってことなのかもしれませんが、キャリアの浅い若手エンジニアだと日常のアテンションについつい関心を持っていかれがちになって、大切なことを見失うこともあるかなと思うこともありますので、あえて当たり前のことを共有しておくのも大切かと思いました。

ネットで発言する開発者が、全員がサービスのような毎日継続的に開発をする人だけじゃないですし、その場その場で新しい技術を使い分けていくことで自身の商品性を保ってる人たちもいると思うので、新しいものは後出しなんだから素敵な仕様なのは当然であるという1つの価値観だけで開発技術を捉えるのではなく、それぞれの論点をちゃんと整理して一番大切なものは何なのか?が共有できるといいなって思いました。

そういう意味で、今回ご登壇いただいたコネヒト CTOの島田さん、サイバーエージェント SGE CTOの白井さんにはWebサービスやソーシャルゲームという、一度当たるとライフサイクルが想像以上に長いサービスを運営していくにあたっての技術選択基準についてお話いただきました。そこにPHPの選択も決して間違っていないということがご理解いただけると幸いです。

BASE社は、今後も「ちゃんとPHPを使うこと、あらゆる技術を適材適所で使うことを身に付け、時代の変遷に対して正しく技術選択ができるエンジニアを成長させ、どこのWebサービスの会社にでも転職できるエンジニアを育てる」ことを社員のスキル形成を前提として、彼らがそれでもBASE社で働く喜びを持ち続け、共に戦っていけるように、しっかりサービスを成長させていきたいと思っています。

関連リンク: コネヒト CTO 島田さんの記事 tech.connehito.com

サイバーエージェント SGE CTO 白井さんの発表資料 ameblo.jp