こんにちは!2020 年ももう少しで終わりですね。さて、この度は、12/12(土)にオンラインで開催された PHP Conference Japan 2020 にて、4 名のメンバーが登壇しました。また、プラチナスポンサーとして協賛いたしました。今回は、スピーカーとして参加した川口(@dmnlk)、イアン(@brison_ian)、東口(@hgsgtk)、永野(@glassmonekey)の 4 名から参加レポートをお届けします!
PHP Conference Japan 2020とは
2020/12/12 (土) に PHP Conference Japan 2020 が開催されました。BASE はこれまでにも開催されている PHP カンファレンスへの登壇並びにスポンサードをコミュニティ貢献活動として行って参りました。当カンファレンスではプラチナスポンサーとして当カンファレンスに協賛しています。
当日は、オンライン参加している人たちで専用の slack チャンネルを作成してわいわい盛り上がっておりました。
一日中カンファレンスに参加しておりましたが、スピーカーの方々の発表は非常に参考になるものが多く、当 slack チャンネルは発表内容についての感想戦が度々起こっていました。
スピーカーより参加レポート
スピーカーとして参加した川口(@dmnlk)、イアン(@brison_ian)、東口(@hgsgtk)、永野(@glassmonekey)の 4 名より、登壇内容の資料やカンファレンス参加した際の感想をそれぞれお届けします。
川口(@dmnlk)
今回はスポンサードセッションの場を頂いたので「NewRelic プラットフォームを使ったオブザーバビリティ入門」というセッションをさせていただきました。 PHP らしさのない発表だったのと BASE での取り組みがまだまだということもあり消化不良感のある発表にはなってしまいましたが、これからの可観測性について考えていきたいチームの皆様の一助になれば幸いです。 久々の大きいカンファレンスだったのでとても楽しかったです。 来年はオフラインで出来るといいなと楽しみにしています。
イアン(@brison_ian)
こんにちは!11 月に入社したばかりのイアンです!
今年の PHP カンファレンスは、一般参加者としてのみ参加予定だったのですが、ご縁があってパネルセッションの若者役としての参加の打診をいただき、メインの田中ひさてるさんや司会の小山哲志さんと楽しくお話しできました。
当日は自身も田中ひさてるさんの言葉に終始聞き入ってしまい、言葉数はそう多くはなかったのですが、少しでも場を盛り上げることができていたのであれば幸いです。
また、今年のカンファレンスも様々な方の発表から新しい発見が得られて、とっても楽しいカンファレンスでした。来年以降も継続的に参加しつつ、なんらかの形で PHP コミュニティに還元できたらと思っています。
関わった皆さん、今年もありがとうございました!
東口(@hgsgtk)
15:20 から 25 分間 Track5 (PHP8 Special)でお時間をいただき発表いたしました。
当発表では、PHP8 の新機能について PHP 内部実装のテストスクリプトである phpt を読んでいく体験を発表しました。phpt を読むことで、ドキュメントを見るだけでは分からない仕様や内部実装の知識が得られる点を説明しています。
同じ時間帯に魅力的なトークが並ぶ中聴講頂いた方々ありがとうございました。少しマニアックでコアな内容を発表しましたが、聴講いただいた方々の感想を見る限りしっかりマニアックな魅力を伝えることができたようで安心しました。
テストphptから読むやつ聞いてて楽しかったなぁ。
— じん (@jin_penguin_616) December 12, 2020
若き頃の好奇心が呼び起こされた気がする。気がする。
#phpcon 東口さんのセッション良かった。そういえば phpt をメインにしたセッションってあまり無かったですね。phpt は、php-src を見る人は知っていても、まとまった資料も少ないですし、気づいていない人も多いと思うので、PHP の挙動を手軽に知りたい人にはオススメです。 https://t.co/8t3Uq7MtAC
— Masashi Shinbara (@shin1x1) December 15, 2020
なお、発表中は YouTube のチャット欄・Discord・Twitter の TL をモニターに表示して、モニター上の反応をちらちら同時に見ておりました。オンライン登壇ではどうしても発表中の反応は見えにくいですが、それらを同時にモニターで開いておくと安心です(コメント等で感想を書いていただいていた方々ありがとうございました!)。
ちなみに他のセッションですが、わたしは基本的にずっと Track5 (PHP8 Special)にいました。
どの発表もコアな内容がたくさん触れられていて非常に興味深かったです。JIT についての仕組みやパフォーマンスを出すための現在の使い所・match 式を活用した JSON パーサー実装や、PHP8 の言語機能からみたフレームワークの未来感の評価、これまでのコミッターたちの歴史的経緯を加味した web に限らないユースケースの未来、その他たくさんの発表がありましたがとても刺激的な内容でした。
永野(@glassmonekey)
はじめまして、永野です。
新卒で社会人して以降、PHP を業務で書いてもう約 5 年目です。 今回 PHP コミュニティでの発表を初めてさせていただいて、やっとコミュニティへ参加できた思いがあり感無量です。 PHP カンファレンスには度々参加させていただいておりました。
今回の発表の情報を仕入れた経緯としては、元々は入社前に私が執筆した2019年のGithubActionのアドベントカレンダーのネタ探しに PHP 版npm audit
コマンドを探していたところ、issueにて紹介されていたことがきっかけでした。
皆様の Twitter などの感想を拝見していると、このとき知り得た知見を再利用できたのは良かったと実感しております。
改めて、運営の皆様、参加された皆様お疲れ様でした!!大変楽しい時間でした。
謝辞
一日中とても刺激的な時間を過ごさせていただきました。今回は昨今の事情によりカンファレンス運営委員会の方々としても初のオンライン開催となりました。しかし、参加者として不自由なく一日楽しむことができ、スタッフの方々の入念な準備には感謝しきれません。
スピーカー向けのリハーサル期間を数週間用意されていたりと、スタッフの方々には業務でお忙しいにも関わらず、多くの時間をカンファレンス準備に注いでいただいたかと思います。この場を借りて御礼申し上げます。
弊社としても協賛・社員のスピーカー参加を通して PHP コミュニティの盛り上がりの一助になれ大変有意義な時間となりました。運営の皆様・参加者の皆様、誠にありがとうございました。
そしてPHP Conference Japan 2021へ
来年の 2021 年は 10 月 2 日・3 日に開催されます。いまからカレンダーを抑えておきましょう!
@phperkaigi @phpcondo @phpcon_sendai @phpcon_nagoya @phpcon_kansai @phpcon_fukuoka @phpcon_okinawa @laraveljpcon
— PHPカンファレンス2020 (@phpcon) December 15, 2020
はじめまして、PHPカンファレンスと申します。
来年のPHPカンファレンス2021は10月2,3日に開催予定です。
どうかお見知りおきください。#phpcon #phpcon2021
直近はPHPerKaigi 2021
PHPer にとって一番近いカンファレンスは PHPerKaigi 2021 になります。3 月 25 日〜27 日の 3 days です。
現在、スポンサー・プロポーザル絶賛募集中だそうです。ぜひ応募してみてはいかがでしょうか?