2022/10/16(日)に開催される Vue Fes Japan Online 2022 で BASE に所属する2名のエンジニアが登壇します。
BASE では 2018年頃から Vue.js を使ったプロダクト開発を行ってきており、これまでいくつか Vue.js に関連するテックブログ記事やイベントへの参加を行ってきました。 そして今回は Vue Fes Japan Online 2022 のスポンサーとなり、またひとつ Vue.js コミュニティへの貢献ができて大変嬉しく思います。
BASE はゴールドスポンサーとして当カンファレンスに協賛しています。
セッションの内容について
共通コンポーネントのテスト実装方法にあえてVRTを選択した話
- 2022/10/16 17:15〜 メドピアトラック
- セッション(20分)
- 所属:BASE株式会社 Product Dev Division シニアエンジニア
Vue を取り巻くエコシステム(ツール)とその運用の話です。
■ 概要
社内のコンポーネントライブラリに対してStorybookとChromaticでビジュアルリグレッションテストを導入して、見た目のデグレを防止している話をします。
■ 詳細
Chromaticとは、Storybookのメンテナーが作成しているStorybook用のツールです。 ストーリーごとのスクリーンショットを撮影し、差分を画像で比較してくれる機能を備えています。
以下の課題を解決することを目的にして Chromatic を導入しました。
既存のコンポーネントを改修した際に発生する DOM、CSS に起因する表示崩れを自動で検知できないこと 依存モジュールのバージョンアップに時間がかかること その結果、両方の課題を解決できた上に作業が楽になったという話をします。 また、なぜ他のテストではなくてビジュアルリグレッションテストを導入したのか、その意思決定の過程についても紹介します。
なお、本発表は以下の3記事の内容を合わせて再構成したものになる予定です。
Software Design 2022年3月号のTDD特集への寄稿なども行われた、プログラミングをするパンダ さんによる発表です。 社内のコンポーネントライブラリに対してのテストがどのようなものが必要なのかを問い直してから、意思決定をした過程について発表予定とのことで、今から発表が楽しみですね!
社内コンポーネントライブラリに対してのテストに限らず、普段のコーディングの中で私はどこまでテストをすればいいんだろう?と悩まれている方にぜひご覧いただきたいです!
BASEのフロントエンド組織の人数が2.5倍になって起きた変化
- 2022/10/16 12:45〜 クラウドサイントラック
- スポンサーセッション(10分)
- 所属:BASE株式会社 Product Dev Division エンジニア
2020年9月に公開されたテックブログ「BASEにおけるVue.jsのこれまでとこれから」から2年経ち、当時から比べるとフロントエンド組織の人数が2.5倍に増加しました。
本セッションでは、記事公開から2年の間の組織の変遷と合わせて、人数増加に伴って拡大したBASEのVue.jsのコードベースのmonorepo化と、既存のVue資産の運用と今後の展望についてお話をします。
私、 @gatchan0807 による発表です。 これまでの2年間の BASE の変化をフロントエンド組織の拡大と、コードベースの拡大の両面からお話します。 また、近年話題に上がることも多い monorepo についても BASE の monorepo の特徴的な部分と合わせて、選択したツール・それらの運用における工夫についてお話します。
今後の BASE のフロントエンド組織・技術についても触れられればと思うので、 BASE に対して少しでもご興味をお持ちでしたらぜひご覧いただきたいです!
最後に
Vue Fes Japan Online 2022 の事前登録チケットは下記よりお申し込みいただけます。
カンファレンスへの参加に事前登録は必須ではありませんが、事前登録をしていただくと、Vue Fes Japan の最新情報や当日の配信 URL、セッションに関する情報などをメールでお知らせされるので便利です!
それでは、みなさまにお会いできることを楽しみにしております!