こんにちは!New Owners Dev GroupにてEngineering Managerをしている植田です。
皆様の会社・組織ではSlackを導入・活用されていますか? 私は2021年4月にBASEへ入社したのですが、色々と驚いた点のうちの一つに 「Slackを全社をあげて活用しまくってる!」 というものがあります。
BASEではただのチャットツールのみならず、あらゆる場面でSlackを活用し業務を効率化していることに大きな驚きを覚えました。エンジニアは当然のことながら、非エンジニアもSlackをフル活用しているので今回はそれを大公開してしまおうと思います!
※実際社内で利用しているSlackのキャプチャを掲載しているため、画像にはマスクを施しています
BASEでのSlack活用例
今回、記事を書くにあたり社内の関係者に声をかけ、どんな場面でSlackを活用しているかヒアリングをかけたところ、ありとあらゆる場面でSlackを活用していることがわかり、図にまとめてみました。
ご覧の通り、各組織でSlackを活用していることがおわかりいただけると思います。では、それぞれの代表的な活用事例を細かくみていきましょう。
①コラボレーションツールとの連携
BASEでは、社内Wikiツール、タスク管理ツール、カレンダーツール等、いわゆるコラボレーションツールとSlackとの連携がなされています。特に、WikiツールであるKibelaとの連携は強力で、新しい記事が作成されたり、記事にコメントが追加されると通知されるチャンネルがあるため、記事の見逃しがなくコラボレーションを後押ししています。
また、Googleカレンダーに登録している「機能リリースカレンダー」とも連携しているため、リリース情報を見逃すこともありません。
その他の活用事例
②エンジニアリングの中でのSlack活用例
現状Slackなくして、エンジニアリングは回らないといっても過言ではないほどエンジニアリングとSlackは密接に紐付いています。
GitHubと連携することで、プルリク通知やIssue通知をSlackで受け取っています。
また、ChatOpsを利用したデプロイといった連携もしておりとても便利です。
Lookerを利用したデータモニタリング(データ通知)も仕組み化されています。SlackとLookerを連携し、デイリーで主要KPI実績をSlackチャンネルに流しています。こうすることで全社員が数値、KPIに対する意識を高めています。KPI情報ということでキャプチャを載せられないのが残念です。
その他の活用事例
③総務・人事・労務におけるSlack活用例
BASEでは総務・人事・労務といったバックオフィスチームもSlackを活用していますよ!
例えば、健康診断の日程調整といったフローも、Slackのワークフローで完結されています。入社して地味にすごいなと思った一つです。
また、労務関連のお問い合わせはやはりワークフロー化されています
こちらの記事で紹介されている通り、BASEでは自社サービス利用サポートの福利厚生があります。「BASE」で購入した商品を申請し、共有用の回答欄に商品URLを入力すると、該当のチャンネルでどんな商品を購入したかが通知されるようになっています。他の社員が購入した商品やショップが分かり、素敵なショップを知るきっかけになります。
その他のSlack活用事例(一部)
- 慶弔・特別休暇の申請をワークフローで受け付け、労務メンバーのみのチャンネルに通知
- 人事発令情報を必要関係者へ通知
- Twitterなどで都やメディアからのコロナ関連のニュースがあったら該当のチャンネルに通知
- Twitterなどで気象・地震情報が発信された場合に該当のチャンネルに通知、震度5以上の地震発生で必要関係者へ通知
コロナ関連や、天災情報をSlackに通知するというところに総務、労務らしさが出ていますよね。
④採用におけるSlack活用例
採用チームでは各種採用サービスを利用していますので、Slackと連携し採用サービス側での通知をSlackへ連携し、スピーディな採用活動を実現しています。
その他の活用事例
- BASEテックブログのTweetをSlackチャンネルへ通知
⑤法務におけるSlack活用例
続いては法務でのSlack活用です。
いわゆる法務チェックはワークフロー化されています。
法務ではクラウドサインを利用しており、締結が完了するとSlackへ通知されるようになっています
こちらは後述する「リアク字チャンネラーアプリ」を使った活用例です。 Slackチャンネル上のメッセージに対して「法務check」リアクションをすることで、任意のチャンネルへメッセージを連携することができます。
⑥CSにおけるSlack活用例
Zendeskと連携し、購入者さんからのご意見をSlackへ通知し、プロダクトの改善に繋げています。
また、ショップオーナーさんからのご意見もSlackへ通知し、こちらもプロダクトの改善に繋げています。
BASEではこちらの記事の通りCS対応を当番制で運用しています。CSチームからエンジニア向けに調査依頼が投稿されると、自動的に過去の似たようなお問い合わせを拾ってきて、調査のヒント度案内してくれるbotも構築されています。
⑦情シスにおけるSlack活用例
社員からのヘルプデスクをワークフローを使って受け付けています。
その他の活用事例
⑧その他の活用例、Slackの便利機能
Slackには無数のアプリや便利機能がありますが、ここではBASEが利用している便利機能の一部をご紹介します。
- Unipos連携・・・BASEではピアボーナスであるUniposを導入しているのでSlack上で感謝の気持ちを送り合うことができます。
- Colla連携・・・Collaアプリを利用すると、毎日botがメンバーにインタビューをし、指定したチャンネルでメンバー紹介をしてくれます。お互いのことを知ることができコミュニケーションの円滑化に役立ちます。
- 新規チャンネルを通知・・・Zapierというアプリを利用すると、スペース内で新しいチャンネルが作成されたら通知することができます。新しいチャンネルの存在を見過ごすことも減りますね。
- 新規絵文字を通知・・・同じくZapierを利用すると、新しく絵文字が追加されたら通知することができます。
- 話題のツイートをSlackへ通知・・・例えば新しい機能をリリースした際に、Twitterで反応があったらSlackへ通知するようにしています。こちらは3月にAmazon Pay対応をした時の反応ツイートの通知の例です。
- リアクションで任意のチャンネルにメッセージをコピー・・・「リアク字チャンネラーアプリ」を使うと、パブリックチャンネルに投稿されたメッセージにリアクションすることで、別のチャンネルにメッセージをコピーすることができます。例えば「これはあのチャンネルの話題だ」と思った時にリアクションすることで、話題の集約といったことができます。
おわりに
いかがでしたでしょうか。おそらくご存知のものもあれば、「こんな使い方があったのか!」という発見もあったのではないでしょうか。手作業でやっているルーチン業務などもSlackの機能をうまく使うことで自動化できたり業務改善ができるかもしれません。ぜひチャレンジしてみてください!
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