BASEプロダクトチームブログ

ネットショップ作成サービス「BASE ( https://thebase.in )」、ショッピングアプリ「BASE ( https://thebase.in/sp )」のプロダクトチームによるブログです。

社内公募制度を使ってみました!〜Youは何しにBASE BANKへ?〜

この記事はBASE Advent Calendar 2023の20日目の記事です。

こんにちは!BASE BANK Divisionでエンジニアをしている大津(@cocoeyes02)です。

今回は社内公募制度と、社内公募制度を使ってBASE BANK Divisionにジョインした人たちの声をお届けします!

社内公募制度とは?

社内公募制度とは、社内で求人の募集をしている部署に、社員が自ら部署への異動に応募することができる制度です。この制度は、組織の活性化や、社員の主体的なキャリア形成を目的として誕生しました。

社内公募制度は、求人の募集を終了しない限りは基本的に通年で応募できます。よくある選考フローとしては

  • 書類選考
  • 面接
  • 現所属部署の直上長のリファレンスチェック
  • 最終面接
  • オファー面談

と、リファレンスチェックを書く人が上長になる点を除けば、社外から求人に応募した人の選考フローと同じフローを通って、異動が決定します。

社内公募制度を使った人たちの声

実際に社内公募制度を使ってBASE BANK Divisionへ異動した人に、社内公募制度を使った背景などを語ってもらいました!

機械学習エンジニア Saito Yusuke さんの場合

BASEの機械学習エンジニアとして入社してから約6年になります。これまでBASEの様々なサービスに対して、機械学習モデルの開発や運用・データ整備・分析のサポートを行なってきました。各チームやサービスの課題を解消するためにプロジェクトに参画する機会を多く頂き、どんなアプローチで解決するべきかを模索し、提案、開発していく過程はとても満足のいく経験でした。
ただ、既に顕在化している課題を対処するだけでなく、課題発見から価値創造までを責任を持てるようになりたいという意欲が生まれていたタイミングで、社内公募に挑戦してみました。

今回はキャリアチェンジというより、新規事業部という新しい環境での挑戦でした。部署を移動してからも期待通りのタスクを担当できて満足しています。また、転職とは違い部署の雰囲気を間近で感じていたので、あまり不安要素なく決断できました。

デザイナー Hayakawa Muneaki さんの場合

自分は2014年12月にBASEに入社したので、BASE歴は結構長い方になります。 デザイナーとしてBASEプロダクトに携わってきた8年間は、常に新しいことが待ち受けていて飽きる暇もない日々だったのですが、2021年の12月、翌年からのことを考えていた時に、在籍丸8年が経ち9年目に突入するというタイミングで、思い切った新しいことにチャレンジしたいという気持ちが強くなっていました。ちょうどその時期に社内公募のBASE BANKデザイナー募集の説明会を聞き、強く興味を惹かれました。

自分としては9年目というこのタイミングで、これまでとはもう一段別の切り口でショップオーナーへの価値提供ができるBASE BANKというフィールドで新しいチャレンジをしてみたいという気持ちに火がつき、応募に至りました。

入ってみてからの感想としては、自分がBASEに入社した2014年12月当時、組織としては30名弱くらいの規模感だったのですが、今のBASE BANKのメンバー数もそれに近く、雰囲気としても当時のBASEに近いものを感じています。 少人数の新規事業部ならではの機動力の高さ、意思決定の早さはとても刺激的な環境で、デザイナーとしてもどんどん新しいチャレンジができるので日々楽しく仕事ができています。

フロントエンドエンジニア Koga Yuki さんの場合

私は2021年1月にBASEに入社し、BASE BANKには2023年11月付で異動しました。BASEではフロントエンド主体の業務を行っており、直近だとメンバーシップAppの開発に携わっていたりしました。

BASEのフロントエンドの開発領域としては、Vue.jsを使ったショップオーナーさん向けの画面を作る部分、ノーコードでショップの画面を作ることができる「デザイン編集画面」の機能拡張などなど、多岐にわたります。こういった開発はフロントエンドエンジニアとしてはチャレンジングで他では経験できないような開発を行うことが出来ており、正直、直近で転職や部署異動などを検討していたわけではありませんでした。

しかし、社内のイベントなどでBASE BANKチームの話を聞いている中で、チームにフロントエンド主軸のメンバーが足りておらず、まだまだやりたいことがやりきれていないこと、BASEのフロントエンド領域との連携に課題があることを知り、「自分の純粋な技術力アップだけではなく、自分のスキルを活かして組織のパフォーマンス向上にも寄与できる動きをやってみたい!」と思ったことから社内公募での異動を志願しました。

現在ではフロントエンドに関するタスクだけではなく、フルサイクルエンジニアを目指してGo / Python製のAPIの実装をしたりAWSの設定を触ったりもできていて、自身のいちエンジニアとしての見識が広まってきており、とても楽しく仕事ができています。

実際に異動してどんなタスクの対応をしたのか?などを書いた記事がBASE Advent Calendar 2023の9日目の記事にもあるので、そちらもぜひご覧ください!

バックエンドエンジニア Otsu Kazuki の場合

2021年2月にBASEに入社したので、入社してからもうすぐ3年が経ちます。これまではバックエンドメインのエンジニアとして、BASEで提供している様々なAppの開発(Google商品連携・広告Appや、Tiktok商品連携・広告Appなど)に携わってきました。

開発していく中で自分が目指したいエンジニア像を考えていると、ソフトウェアサイクルの全てに責任をもちたいことや色々な事業フェーズを経験してみたいという欲求があることに気がつきました。しかし、BASEというプロダクトは好きであるため転職したいわけではないとも思っており、どうしたものかと考えていたところで、社内公募制度の存在を思い出しました。

結果としては、社内公募をしていた部署の中の1つであるBASE BANKへと応募するに至りました。
BASE BANKは現在少人数の新規事業部であり、事業をグロースしていく中でフェーズがどんどん変わっていく環境に身を置けるのは得難い経験だと思ったのが大きな要因です。また、BASE BANKではソフトウェアサイクルの全てに責任を持つフルサイクルエンジニアの思想があり、今よりももっと広範囲にわたってエンジニアリングの経験を積めると思いました。フルサイクルエンジニアの話は以下の記事でも触れられていますので、併せてご覧ください。

devblog.thebase.in

社内公募制度は応募先も当然社内になるので、応募する前に普段どんなコミュニケーションが行われているのか話したり、slackやドキュメントなどを見て具体的にどんな業務をしているかなど情報収集が可能です。そのため、単に転職するよりもずっと、ジョインした後の動きが想像しやすかったです。

現在では長期PJにジョインし、設計や実装はもちろん、QA、運用の設計や実施、ステークホルダーとのコミュニケーションやチームの越境によるコラボレーションなどソフトウェアサイクルの全てにまつわる業務に触れる日常を送っています。また、主導して進めていく機会も日毎に増えており、チャレンジの連続による自身の成長も感じています。

最後に

社内公募制度とは、Be Hopefulにチャレンジができる機会を提供する、そんな制度だと個人的には思っています。誰かのチャレンジを後押しする、そんな文化でありたいですね。

BASE BANK Divisionでは社内公募に限らず、社外からもメンバーを募集しております。一緒にチャレンジしたい!という方は、ぜひ一緒にチャレンジしましょう!お待ちしております!

herp.careers

さて、明日のアドベントカレンダーは Unno Yuki さんです!お楽しみに!